せっかく高学歴を手に入れたのに、なぜ婚活がこんなにも難しいの?
そんな悩みを抱えている女性はいませんか?
「女性は学歴が高いほど結婚しにくい」とよく耳にするかもしれませんが、それは実際のデータにも表れています。
例えば、女性の未婚率を学歴別に見てみましょう。
- 高卒:21.2%
- 大卒:24.5%
- 大学院卒:37.3%
確かに、学歴が高くなるほど未婚率も上昇していることがわかりますね。
「こんなにも努力して学歴を手に入れたのに、結婚が難しくなるなんて理不尽だ」と憤りを感じる方も多いはず。
しかし、この現象には複数の要因が絡んでいるのです。
本記事では、どうして高学歴女子が婚活では苦戦してしまうのか解説していきます。
結婚を真剣に考える高学歴女子が婚活市場でどう戦うべきか、成功するための具体的なアプローチを一緒に考えていきましょう。
高学歴女子が婚活に苦戦する理由
恋愛経験が少ない
高学歴を手にするためには、学生生活の大部分を勉強に費やさなければなりません。
特に難関大学や大学院を目指す場合、恋愛に時間を割く余裕がなかったという方も多いでしょう。
その結果、恋愛経験が少なく、恋愛の駆け引きや異性とのコミュニケーションが苦手…という女性が多くなっていきます。
積極的に男性へのアプローチできず、恋愛経験が豊富な女性たちにリードされ、なかなか勝つことができません。
また、恋愛に対して奥手な姿勢が、相手との距離を縮めにくくしてしまいます。
男性が高学歴女子を避ける傾向にある
男性は、自分よりも学歴や収入が低い女性をパートナーとして選びやすい傾向があります。
自分より優れている女性に対して引け目を感じたり、劣等感を抱く男性が少なくありません。
高学歴女子が持つ能力や成功は、残念ながら必ずしも男性にとって魅力的に映るとは限らないのです。
さらに、共働きが当たり前になりつつある現代でも、「結婚したら家事や育児は女性がメインでやるべき」という考えが根強く残っています。
高学歴でバリバリ働く女性に対して、男性は「家事や育児に専念してくれないのでは?」と不安に感じるようです。
家族はチームで回すものですが、「稼ぐ方が偉い」と優劣で考える人は、男女共に多いですね。
高学歴女子は自分と同等以上の相手を求めがち
多くの男性は、女性に対して学歴や収入をそれほど重視しません。しかし、女性側は「自分と同等以上の学歴や収入を持つ男性」を求める傾向があります。
これは、女性が出産や育児などで一時的に仕事を離れた際、経済的に安定しているパートナーを必要とすることや、子どもの教育にも関心が高いためです。
自分の学歴を理解してくれるパートナーが欲しい
子どもにも同じような高等教育を受けさせたい!
やはり高学歴の男性の方が、女性や子どもに学歴をつけることに理解がある人が多いので、そういった男性を選びたくなるんですよね。
しかし、学歴や収入が高い男性は限られており、競争も激化します。結果として、成婚のハードルが他の女性に比べて高くなってしまうのです。
根強く残る「女に学歴は不要」という価値観
現代においても、残念ながら「女に学歴はいらない」という考えを持つ人が少なからず存在します。
私は大学を卒業しているのですが、お見合いの席で男性から
女性なのに大学行ったんですか?女性が学歴つけても意味ないのに
と言われたことがあります。
これには驚きました。だって、令和の時代にですよ?しかも、相手は年配ではなく、私と同じアラサーの男性です。
昔に比べれば少数派になりましたが、令和になっても「女に学歴も職歴もいらない。高卒でさっさと家庭に入るのが幸せ」と考える人は、男女問わずいるものなのです。
例え彼氏が女性の学歴に対して何も思っていなくても、彼の義両親から「女性なのに難関大学卒?プライド高そうだし、やめておいた方がいいんじゃない?」などと反対されるケースもあります…。
親世代では「女性は高卒で就職。数年働いたら寿退社が当たり前!」という時代を生きてきた人もいますからね。
苦戦するからといって、無理に妥協は必要ない
ここまで紹介してきた通り、高学歴女子が婚活で直面する壁は少なくありません。
しかし、だからといって、無理に妥協をして自分に合わない相手と結婚する必要はありません。
「自分の希望と違うけど、見つからないから仕方ない…」と妥協で結婚してしまっては、自分もお相手も不幸にすることになってしまいます。
勉強や仕事で培ってきた能力や経験は、あなたの素晴らしい長所です。これを引け目に感じる必要は一切ありません。
では、高学歴女子は婚活市場でどう戦うべきなのでしょうか?ここからは、具体的な対策をいくつか紹介します。
高学歴女子の婚活成功のための戦略
相手に自分以上の学歴を求めるなら、正直にプロフィールを記載する
もしあなたが「自分と同等以上の学歴や収入を持つ男性」を求めるなら、自分の学歴や収入を隠さず、素直にプロフィールに記載しましょう。
世の中の多くの男性が、自分よりスペックの低い女性を求めますが、もちろんそうでない男性もいます。
「伴侶には自分と同等の学歴があって欲しい」と考える人もおり、そういう男性は高学歴の女性を「努力家で尊敬できる」と好意的に捉えることが多いです。
そういった男性の目に留まるためには、不利だとしても自分の学歴や収入は、素直にプロフィールに書くべきです。
確かに対象となる男性は少なくなるかもしれませんが、結果的に自分に合わない男性との無駄なマッチングを避け、時間を有効に使うことができるでしょう。
相手に学歴を求めないなら、自分の学歴は非公開にする
別にお相手に高学歴を求めないと言うのなら、自分の学歴は非公開にするのも一つの手です。
いつかお相手に話す日が来るでしょうが、ある程度仲良くなってお互いの内面を知っていれば、女性が高学歴でもそこまで気にならなくなるでしょう。
むしろこれまで仲良くしていたのに、もし学歴を理由に相手が離れるのであれば、それはそれで相手との縁がなかったということです。次に行きましょう!
自分が求める結婚生活を明確にする
婚活を進めるにあたり、まず自分が「どんな結婚生活を望んでいるのか」を見つめ直すことが大切です。
例えば、求める結婚生活は人によって様々。
- 「子どもを持たず、二人だけでバリバリ働いていく生活が理想」
- 「自分が大黒柱になり、パートナーに家事育児を任せたい」
- 「専業主婦になって家族をサポートしたい」
など、色々な考え方があるでしょう。
どんな家庭を築きたいかを具体的にイメージすることで、婚活における相手への条件や優先順位がはっきりするはず。
自分が求める生活が明確になれば、「別に旦那さんに学歴は求める必要はないのかも?」と気付くかもしれません。
思い込みにとらわれずに、理想の相手を見つけやすくなるはずです。
【まとめ】自分に引け目を感じず、素直に向き合おう
高学歴女子が婚活で苦戦する理由は、恋愛経験の少なさや男性の学歴に対する価値観など、多くの要素が絡んでいます。
しかし、妥協せずに自分らしい結婚を目指すためには、自分の価値観や目標を見つめ直し、それに合わせた婚活戦略を立てることが重要です。
自分の学歴を引け目に感じる必要はなく、素直に向き合うことで、理想のパートナーを見つけるチャンスが広がるはず。
自分の頑張りを理解してくれ、認めてくれる男性と出会うことが、幸せな結婚生活の鍵です。
あなたの婚活が成功するように、心から応援しています!