お見合いの日程が決まったとき、多くの女性がまず抱える悩みが「何を話せばいいの?」ということでしょう。
特に結婚相談所を通じてのお見合いの場合、1時間という限られた時間でどれだけ自分をアピールしつつ、相手を知ることができるかが鍵になります。
人見知りな方にとっては、1時間という時間さえも長く感じるかもしれません。
けれど、事前にしっかりと準備をしておけば、緊張せずに自然体で会話を楽しむことができるのです。
この記事では、お見合いで話す内容や会話のコツをわかりやすくご紹介します。この記事を読めば、お見合いでの会話に自信を持って臨めるようになりますよ!
まずは相手に感謝の気持ちを伝える
お見合いが始まったら、まずは相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
これは最初の印象を決める重要なポイントです。例えば、「お会いできて嬉しいです」とシンプルに伝えることで、相手もリラックスした雰囲気になります。
別れ際に言ってもいいですが、出来れば最初に言った方で印象に残るためお勧め。
また、もし相手が事前にお店を予約してくれたり、席を確保してくれた場合は、「お席を取ってくださってありがとうございます」とお礼を言うと、相手に対する配慮を示すことができますよ。
感謝の気持ちは、初対面でも距離感を縮めるための大切なステップです。
会話は軽めの話題から始める
最初の会話は、できるだけ軽めの話題から始めるのがおすすめです。
いきなり結婚観や将来の話を切り出すのは、お互いに負担がかかってしまいますからね。
まずは「今日はどうやってここまで来ましたか?」や「最近天気が不安定ですね」など、誰にでも話しやすいトピックから入ると良いでしょう。
とはいえ、天気の話題だけでは当然1時間も持ちません。
あくまでリラックスした雰囲気を作るための導入として、軽い話題を利用し、その後少しずつ深い話題へとシフトしていくのが理想的です。
ここで大切なのは、事前にある程度の準備をしておくことです。
次のステップでは、どのように準備すればよいか詳しく説明します。
事前準備は必須!まずはプロフィールをチェック
お見合いが決まったら、必ず相手のプロフィールを事前にしっかり読んでおきましょう。
趣味や職業、出身地など、話のきっかけとなる情報が満載です。
これにより、当日何を話せばいいか迷うことが減り、自然な会話が生まれやすくなります。
たとえば、相手の趣味が「映画鑑賞」だとしたら、「最近見た映画は何ですか?」と質問すれば、会話が自然に始まります。
話の台本を作る必要はありませんが、プロフィールを元にして「どんな話をしようか」「どんな質問をしようか」を事前に考えておくことは非常に効果的です。
逆に、事前にプロフィールを読んでいないことが相手にバレてしまうと、
自分に対してあまり本気じゃないんだな…
と思われてしまう可能性が高いです。
どんなに忙しくても、相手のプロフィール確認は必須です!
お見合いでおすすめの話題
お見合いで話すべき具体的な話題としては、以下のようなものが最適です。
趣味や好きなこと
趣味の話はお互いの興味を知る絶好の機会です。
例えば、「お休みの日はどんなことをされているんですか?」と聞けば、相手も話しやすく、共通の趣味が見つかれば話が弾むこと間違いなしです。
休日の過ごし方
日常の過ごし方を知ることは、相手の生活スタイルを理解する上で大切です。
「お休みの日はどう過ごしていますか?」という質問を通じて、相手の価値観やライフスタイルに触れることができます。
学生時代の話
学生時代の話題も、誰もが経験しているので、共感を生みやすいです。
「学生時代は何かクラブ活動をされていましたか?」などの質問は、会話を広げやすいです。自分と近い部活を相手がしていれば、更に会話が弾みますね。
家族の話
「兄弟はいますか?」など、家族構成に関する軽い質問は無難です。
ただし、家族関係に触れすぎるとデリケートな話題になりかねないので、深入りしすぎないように注意しましょう。
仕事について
男性は仕事に誇りを持っている方が多いので、「今のお仕事はどんなお仕事なんですか?」と尋ねると、意外と楽しく話してくれることが多いです。
ただし、年収や転勤、育休など、踏み込んだ質問は避けましょう。
これは初対面で聞くと「値踏みされている」と感じさせてしまう可能性があります。
お見合いで避けるべきNGな話題
逆に、避けるべき話題もいくつかあります。これらの話題は、相手に不快感を与えたり、緊張感を生む原因になりやすいので注意が必要です。
具体的な結婚観
初対面で具体的な結婚観を聞き出すのは避けましょう。
「子どもは何人欲しいですか?」「同居はしますか?」などと聞くと、プレッシャーを与えてしまうことがあります。
そういった踏み込んだ話題は、もっと親密になってからにしましょう。
過去の交際歴や婚活状況
過去の恋愛や婚活に関する質問は、相手に重たい印象を与えかねません。あくまで今を楽しむ姿勢を持ちましょう。
個人情報(勤め先や住んでいる場所など)
初対面では、相手のプライバシーを尊重することが大切です。勤め先や具体的な住所など、個人情報に関わる質問は慎むようにしましょう。
政治や宗教の話
政治や宗教は非常にデリケートな話題です。意見が対立する可能性が高く、せっかくの楽しい時間を台無しにしてしまうことがありますので、避けた方が無難です。
お見合い時に心がけるべき態度
会話の内容だけでなく、相手に対する態度も重要です。以下のポイントを押さえて、好印象を与えるよう心がけましょう。
聞き役に回る
相手の話をしっかりと聞き、適切なタイミングで質問を投げかけることが大切です。
相手の話を遮らないように注意しましょう。
人は誰でも自分の話がしたいもの。それはお相手も同じです。
「聞く」を多めにバランス配分すると、最終的に相手からの印象が良くなります。
目を見て相槌を打つ
会話中に目を合わせ、相手の話に適度な相槌を打つことで、相手は「話を聞いてくれている」と感じます。
これが、信頼関係を築く第一歩です。上手い返しが出来なくても、相槌を打ってくれるだけでも相手は安心できます。
ポジティブな言葉を使う
ネガティブな言葉や表現は避けましょう。
自分では謙遜のつもりでも、「私なんて〜」を多用すると、お相手にはいい印象を与えません。
お見合い時のNGな態度
一方、以下のような態度は相手に悪い印象を与える可能性があるため、注意が必要です。
基本的には、上記の「心がけるべき態度」の逆だと考えてください。
お相手と目を合わせない
目を合わさないと、相手は「興味がないのかな?」と感じてしまいます。
適度に視線を交わすことで、誠実な印象を与えましょう。
緊張して相手の目が見れない場合は、基本的に相手の眉間を見て、たまに相手の目を見るようにしましょう。
自分ばかり話す
自分の話ばかりしていると、相手は疲れてしまいます。
会話はキャッチボールなので、相手に話すチャンスを与えることも大切です。
せっかくのお見合いなのに、「自分ばかりが話して、相手のことが何もわからなかった…」ということにならないようにしましょう。
リアクションが薄い
相手の話に対して無反応だと、会話が途切れてしまいます。
緊張していると「次に自分は何を話そう…」と上の空になりがちなので注意。
何を話すかよりも、相手の話を聞く態度の方が、お見合いでは重要視されます。
相手の話にダメ出しをする
相手の話に対して否定的な意見を言うのは避けましょう。
初対面での批判は、相手との距離を広げてしまう原因になります。
例え相手の趣味や価値観が自分とは違う場合でも、否定的な発言は良くありません。
「そういった思考の方もいるのだな」と柔軟に受け止めましょう。
【まとめ】相手の話に興味を持って接しよう
お見合いでの会話は、面白い話題を提供できるかより、事前準備と聞く態度の方が重要です。
特に相手のプロフィールをチェックは大切。事前に確認しておけば、話す内容を用意しておくことができるので、気まずい沈黙の時間を減らすことができます。
そして聞き役に回ることや、ポジティブな態度を心がけること。反対に、踏み込んだ質問やネガティブな話題、相手を否定する態度は避けましょう。
緊張して言葉がうまく出てこない場面もあると思いますが、それはお相手も同じ。
あまり気負いすぎず、インタビュアーになった気持ちで、相手の話に興味を持って接しましょう。
これらのポイントを意識して、お見合いの会話を楽しんでくださいね!